システム会社で研修を受けていたころ、サンプルコードを求めてあらゆるサイトを巡った。
そのときよく目にしたのがhogeとかfooとかいう意味がわかんない名前の付け方だった。
変数名とかクラス名には一般的には英語が使われている。そんな中、日本語とも英語ともつかないような名称に違和感を感じていた。
でわ、このhogeやfooは何なのかというと、意味のない変数なのである。
そりゃ、意味がわからないわけである。最初から意味などなかったのだ。
これら意味のない変数名はメタ構文変数とかいう大層な呼び方があるようだ。
Wikipediaによると、「サンプルプログラムなどで意味のない名前が必要な場合に利用される、「意味のない名前」であることが広く知られた識別子のことである。」とのこと。
ようは、「Aさん」「Bさん」とか、名前記入欄の「山田太郎さん」みたいな、例として使用されていることが分かる変数名をメタ構文変数と呼ぶのだそうだ。なお変数といいつつ、クラス名やファイル名に使われた場合も同様にメタ構文変数というらしい。
hogeやfooについて補足しておくと、hogeは日本、fooは英語圏で使われる。また、日本の場合はpiyo、英語圏だとbarもメタ構文変数として有名で、意味のない変数2つ目として使われる。
しかしながら、hogehogeなんて言ってるとあほっぽく聞こえるのは私の感覚がおかしいのだろうか。調べたところ、情報系の学生でもhogeになじみがない人は少なくないようだ。そのうち、hogeが死語となり、別の語が取って代わることになるのかもしれない。
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